初めての海外一人旅行で、悪名高きロンドンのヒースロー空港で乗り継ぎができなかったアクシデントについてお話し致します!
ヒースロー空港は乗り継ぎの場所であるターミナルが離れている場所にある事が多く、乗り継ぎが難しい空港として有名です。
ウキウキのフライト時間
そんなこともつゆ知らず、フランス人と結婚した友人の結婚式に参加する為に、この際に!とウキウキで初めての一人海外旅行へ向かいました。
行き先はフランスのパリ。
日本から近いアジアでもグアムでもハワイでもなく、ヨーロッパ。フランス、パリです!
一人旅行自体が初めてなのに、ましてや1万キロも離れたパリなんて無謀すぎまるかなと思いましたが、ずっと憧れていたパリ。
友人の結婚式というグッドタイミング。
今だったら何かあっても友人に助けてもらえるかも?
という甘い期待を持って旅立つ事にしました。
どうせ行くならと、ロンドンに住んでいた高校時代の友人もフランスでの結婚式後に訪ねる事にしました。
飛行機の乗り継ぎは
成田空港 ーー ロンドンのヒースロー空港 (乗り継ぎ) ーー フランス リヨン空港
成田を午前中に出発。
ヒースロー空港へは現地時間の昼過ぎ着。
リヨン空港へは夕方に到着する予定です。
飛行機はJAL。約10時間の長いフライトでしたが、機内がとても空いていて悠々と席を使えたことと、フラッグキャリアだという意識もあり、成田から安心してフライトを楽しむことができました。
10時間のフライトはあっという間に過ぎました。
多少の疲れはあるものの、初めてのロンドンに気持ちが高鳴ります。
乗り継ぎ時間を甘くみていた!
ヒースロー空港へ到着。初めてのロンドン。
外を眺めると明らかに日本とは異なる
ザ・ヨーロッパ!という風景が広がっていました。
次のフライトはエールフランス。
4時間後にヒースロー空港から発つ予定です。
フライト初心者な私。
4時間かぁ〜〜。長いな〜〜。
乗り継ぎ時間の過ごし方どうしようかな~。
とりあえず空港内のカフェで食事でもしながら過ごして2時間はゆっくりして、2時間くらい前になってから動けばいいかな~。
なんて考え、空港内のカフェでゆっくりしていました。
搭乗するはずのフライト便がない!
搭乗2時間前になり、空港内にあるフライト便を探し始めました。
が、しかし、探しても探しても搭乗する便がありません!!
1時間近く探しましたが、やっぱりありません。
搭乗まであと1時間。
さすがに焦りはじめ青ざめます。
今夜は友人とディナーの予定!
ない、ない、ない、ないーーーー。
しかも私は英語を話せなかった為、何を思ったか、保険会社のデスクにコールするもらちがあかず、(なんとなく空港スタッフの対応が冷血に思える)
6日後に会う予定のロンドンに住む友人に助けを求めました。
「とりあえず、あと1時間はあるから空港スタッフに聞いてみて!!」
と友人からのアドバイス。
その辺の空港スタッフへヘルプを求めても
相変わらず冷たい対応。
海外の洗礼を受けました。
友人のアドバイスに助けられる
半泣き状態でしたが、海外在中の友人は本当に強いです。
「まだ時間があるから諦めないで!」と励まされ、このまま泣いていてもどうすることもできないので、
親切そうな空港スタッフを探しては聞いて回ることを続けました。
私のひどい英語で、
「日本語が話せるスタッフを出して下さい」
と伝え、なんとかブリティッシュエアウェイズの空港スタッフへたどり着き、運良く日本人スタッフと話すことができました。
フライト便が見つからなかった理由、
それは、搭乗口が電車移動しなければいけない場所にあったからです。
成田空港でいうと成田第一ターミナルと成田第二ターミナルというようなイメージです。
それに気がついた時にはすでに搭乗30分前でした。
空港スタッフ同士も乗れる!乗れない!と
私の為に議論してくれていましたが、結局の所またトラブルが起きるといけないのでということで、
次の日にブリティッシュエアウェイズからリヨン空港へ飛ぶチケットを新たに購入し今回の便は諦めることになりました。
初めての海外一人旅で乗り継ぎに失敗し、また新たに航空券を買うはめになりものすごく歯がゆい想いでした。
結局は旅行保険でカバーされましたが、私にとってとっても勉強になったアクシデントでした。
その日は6日後に会うことになっていたロンドン市内に住む友人の家に宿泊することになりました。
友人の仕事が終わるまでの間空港で過ごし、
夜にタクシーで友人の家へ向かいます。
偶然にも友人は空港からタクシーで20分の場所に住んでいました。
空港から比較的近い所に住んでいてくれたことも本当に感謝しかありません。
そうでなければ空港内にいなければならなかった。。
安全な空港内だったとしても女性一人、初めての海外旅行の第一日目を
空港内で一夜を過ごすなんて心細すぎます。。
本当に今考えても感謝です。
6月末のロンドンは雨が降っていて、
コートを着ていても肌寒いです。
6日後に会う予定だった友人とまさかこんなに早く会うことになるとは!
タクシーの中から友人の顔を見た瞬間は
情けなさと嬉しさと寒さと安堵感と。そして安堵した瞬間に疲労感が襲いました。
なんだか身に応え。。。涙が出てきました。。
高校時代の友人とも高校卒業後は以来13年ぶりの再会でした。
あの時のなんとも言えない気持ちは忘れられてません。
色々話したい気持ちもありましたが、
海外生活・旅の経験が豊富な
友人の気遣いで、始まったばかりの旅の為、
これから続く旅の為に、とりあえず寝ようとのことで友人ともベッドで一緒に就寝。
見知らぬ土地で、でま旧友と一緒にいる今。
ロンドンにいる非日常感と明日のフライトへの不安と無謀な自分の情けなさと、それを助けてくれた友人には感謝しかありませんでした。
海外旅行初心者のヒースロー空港での乗り換えまとめ
翌日朝早く、友人はヒースロー空港まで送ってくれ、無事私はブリティッシュエアウェイズに乗りリヨン空港へ着くことができました。
その後、結婚式を挙げる友人と会うことができたのですが、旅行に慣れた友人曰く、
・一番遅い便の乗り継ぎは余裕がないので危ない。
・ヒースロー空港は乗り継ぎが難しいので余裕を持つこと
・アジア人には冷たい対応かもしれないので必要最低限の英語を話せるよう準備しておく
・それからイギリスから見て敵対する国の航空会社を利用する場合は親切な対応をしてくれない場合もあるかも
・もしもの場合や時間に余裕がない場合はホテルにステイして余裕のある乗り継ぎをする事も考える
とのことでした。
後になっての反省は、
・乗り継ぎは余裕を持って行動する
・旅行保険は必ず入っておく!
これが最も大切です!
私のこの経験が少しでも海外旅行初心者の方の
お役に立てたらと思います。