女性が自由に好きな仕事と家庭を両立する働き方を日々模索。
一人でも多く、自由に働き、暮らせる人が増えたらと思い
この記事を書いています。
会社員生活から会社経営の経験、結婚・出産を通し、自分の失敗談などから女性が結婚・出産に左右されない仕事の仕方、
起業をする前に大切にしたいこと、について書いていきたいと思います。
順調な会社経営、好きな仕事でも事業を畳まなければいけなかった理由
会社経営は社会的信用のある事業を行い、
出産を機に事業をたたむことになりました。
その事業内容とは社会福祉分野の事業でした。
起業した当時、その事業を行う事業者は数が少なく、
社会的にとても必要とされている事業でした。
私自信もその事業を運営していて、
社会の役にたっているという誇りや
頑張っている自分を応援してくれる人など、
周りにはとても良質な人間関係の中で働くことができていて、
とても充実した気持ちで事業を行っていました。
そんな中なぜ事業をたたまなければならなかったかというと、
場所にしばられている事業だったということが理由です。
自分のやりたかった事の中で、良い物件や良い人脈など良い出会いやタイミングがあり、
この事業を起こすことなりました。
結婚後は夫の家に住む事となった為、片道1時間半かけて通勤していました。
出産を考えた時、経営者は雇用保険がないので育児休暇というものがありません。
ですので産後2か月で復帰しなければならず、その事を考えると、
小さな子どもをかかえて1時間半の通勤は考えられませんでした。
小さな子どもをかかえて外出する大変さも知っていましたし、
結婚したのは30代半ば、仕事ばかりをしてきた私にとって家庭はかけがえないものであり、
仕事の為に家庭や子どもを犠牲にすることになるという判断でした。
従業員に全てを任せるという考えもありましたが、社会福祉事業は利益が薄いということと、
行政の監査などがある為、完全に現場から離れるというのは大きな会社にしない限り難しいと思いました。
家事・育児には時間がかかる
女性にとって、出産は大きなライフポイントになります。
家庭を軸とした時に、どんな働き方がしたいか、
起業する時点で考えておかなければなりません。
結婚生活、出産後の生活は独身の時には想像もしていなかった事に
時間を費やしたりするものです。
家事については、掃除・洗濯・料理など・・それぞれある程度時間がかかります。
もし、どうしても家事の時間が作れない場合は、
家事代行など外注することも良いと思います。
出産した場合、小さな子どもは手がかかりますし、行動も予測できません。
自分自信も夜中の子どもへの授乳や産後の身体の変化で
体力的にも独身・妊娠前にようにはいきません。
独身・出産前にあれほど頭で考え、効率的にやってきた生活も頭で考えたように、計画が実行できる事ばかりではありません。
また、何より幼い子どもは特に母親の愛情を欲しがります。
結婚・出産・介護、まだまだ男性の育児・介護の参加が少ない日本では女性がその役割を担う確率も高いと思います。
そんな時、どんな環境で働きたいかを考えてほしいと思います。
場所に縛られない働き方を選ぶ
事業を始める時に、物件を有する事業なら、
人に任せられる仕組みにしているか?
任せる人の人件費まで考えられているか?
そこまで考えておかなければなりません。
もう一つは場所に縛られない働き方という方法・仕事を選ぶという方法があります。
場所に縛られない仕事とは、具体的には
・不動産オーナー
・投資家
・ライター
・SE(システムエンジニア)
・WEBデザイナー
・アーティスト
・アフィリエイター
・コンサルタントや講師
・プロブロガー
のような仕事です。パソコン一台でどこでも仕事をすることが可能です。
場所はカフェでも海外でも実家でも、
時間は育児中子どもの寝ている間や介護中でも仕事をすることが可能です。
一人でできる仕事のポイントは、不動産オーナーや投資家の場合はそれなりの資金が必要ですが、それ以外は手に職をつければ仕事を行う事が可能です。
これから結婚・育児・介護をするかもしれない女性の方、
起業する前にぜひ「働く環境」についてもぜひ考えてみてほしいなと思っています。